行政書士試験本番の様子をレポ!試験上の注意点や問題解答の時間配分等について

行政書士本番イメージ画像
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行政書士試験本番の様子:はじめに

初めて行政書士試験を受ける方、とても緊張しているかと思います。

この記事ではその緊張を少しでも和らげるため、行政書士試験本番の試験場の様子を思い出せる限り書いていきたいと思います。

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行政書士試験会場周辺

会場周辺では資格予備校の講師、もしくは職員の方たちがパンフレットを配っていました。

不合格だった受験生を勧誘する狙いがあるのでしょう。

後で確認してみると、パンフレットには直前対策用の知識がまとまっているページがありました。

余裕がある人は見ておくといいでしょう。

しかし試験の直前はいつも使い慣れている自分のテキストを使った方がいいとは思います。

なかなか緊張して新しいテキストを見ても頭に入ってこないと思います。

私は会場についてからの最終チェックには使い慣れたケータイ行政書士六法に目を通していました。

しかしやはり緊張で全然頭に入ってきませんでしたね笑。

会場建物に入ると

私が会場に着いたのは試験の大体一時間20分くらい前、11時40分ごろでした。

会場の建物自体は開いていましたが、試験を受ける場所となる教室はまだ開いていませんでした。

教室が開くのは、集合時刻である12時20分より30分前の11時50分のようです。

教室が開くまでどこかに座って勉強でもしていようと思っていましたが、意外にも結構な数の受験生がすでに集まっており、座れる場所がほとんどありませんでした。

ですので私は教室が開くまでその辺で突っ立っているという状況でした。

会場には教室が数部屋あり、それぞれの教室の扉には受験生の座る位置を指定した張り紙が掲示されていました。

各々の受験生はその張り紙から自分の受験番号を探し、自分の座る位置を確認することができます。

11時50分になると、スタッフの方が教室を開放します。

教室に入ると

教室が開いたばかりの段階ではまだほとんど受験生は集まっていません。

教室の一番前には試験官の方が座っていました。

これは会場によって違うでしょうが、私が受けた会場・教室はテーブルが折り畳み式の2人掛けのものでした。

実はこれは結構重要な問題で、この折り畳み式のテーブル、消しゴムを使うとき結構揺れます(笑)

ですので隣の方がよく消しゴムを使う方だと、結構気になります。

人によっては全く気にならないという人もいるでしょうが、一応そういうこともあると気に留めておいた方がいいと思います。

教室内、飲食禁止

試験開始前の時間がちょうどお昼時ということもあり、会場で昼食をとろうといった方もいらっしゃると思います。

しかし注意しなければならないのは、教室では食事どころか飲み物を飲むことさえ禁止ということです。

正直、飲み物くらいは許してよ、と思いましたが、ダメなものはダメなようです。

ペットボトルの飲料を取り出して飲もうとしている方が試験官の方から注意を受けているのを何度も見ました。

ただし教室の外なら何を食べても何を飲んでもOKのようです。

お昼を食べたい人は教室外のベンチなどでする必要があります。

飲み物を飲むときもいちいち教室の外に出る必要があります。

少々面倒ですが、仕方ありません。

法律の試験ということもあって(関係ないかな?笑)、かなり厳格なようです。

受験上の注意事項の説明

12時30分から受験上の注意事項の説明が始まります。

20分集合になってはいますが、実際には30分までに入っていればセーフです。

ただし他の受験生はほぼそろっていますので、教室に入ると結構注目を浴びます。

そういうのが嫌な人は早めに入っておきましょう。

30分から始まる受験上の注意事項の説明は、大体20分くらいで終わります。

試験開始は13時なので、約10分時間が余るのですが、この間はかなり暇です(笑)

何にもすることがありません。

このときはもちろん筆記用具や時計、受験票以外のものはカバンの中にしまっておかなければなりませんので、勉強することなどできません。

ただひたすら時間が過ぎるのを待つしかありません。

10分ただ何もせず待ち続けるのは、かなり暇でした(笑)

ただこのとき受験会場によって事情は違うかもしれませんが、私が受けた場所では申告すればトイレに行くことが許可されていました。

本当は着席前にトイレは済ませておくのがベストですが、どうしても我慢できない人はこのときに行っておきましょう。

トイレは一応試験中にも行くことができますが、トイレに行ける時間は厳格に決められていますし、トレイには試験官も同行します。

私がびっくりしたのは試験開始5分前に来る受験生がいたことです。

慌てた様子で自分の座る場所を探していました。

その方も一応受験は許可されていましたが、これを読んでいる方はちゃんと時間に余裕をもって行くようにしましょう。

試験開始:行政書士試験の時間配分

13時ちょうどにいよいよ試験開始です。

16時までの3時間。

行政書士試験はそこまで時間に追われる試験ではありませんので、それほど慌てる必要はないと思います。

人それぞれ問題の解き方は違うでしょうが、私は素直に第1問から解いていきました。

全部解き終わったのが2時間半後、15時30分ごろでした。

そこからわからなかった問題が数問ありましたので、それに取り組みました。

記述も含まれていたため思いのほか時間がかかり、すべてを完全に解き終わったのが試験終了10分前、15時50分の時点でした。

そこからは見直しの作業をするのですが、ほとんど時間がなくすべてを見直す時間はありませんでした。

私は1問1問じっくり時間をかけるタイプなので、こういう時間配分になりましたが、人によっては時間が余ったという人もいるみたいです。

行政書士試験は試験時間が3時間と結構たっぷり用意されているので、例えばTOEICなどのように1問1問に時間をかけずにさっさと急いで解いていくという必要はないかと思います。

それよりも心を落ち着けて、冷静に問題と向き合っていきましょう

先ほども書きましたが、机によって隣の方の挙動が気になることがあります。

私の場合は、隣の方がよく消しゴムを使う方で、そのたびに机が揺れて、ちょっと集中が乱されるということがありました。

このように試験場ではいつもと違う不測の事態が起こり得ますので、それなりの覚悟は持っていきましょう。

問題をさっさと解き終わってしまった人は途中退室ができます。

私が受けた場所でも何人か途中退室する人がいました。

ただし問題用紙は午後4時以降でないと持ち帰れないことは注意しておいてください。

試験終了

午後4時になると試験終了。

解答用紙を試験官の方が回収し、トラブルもなければそれで解放です。

問題用紙も持って帰れます。

3時間も集中していたので解放感がすごかったです。

さて行政書士試験の合否発表は試験から約2カ月半後の1月30日ですが、実はそれより前に自分が合格かどうかわかっちゃう人がいます。

各種予備校が試験直後から解答速報を発表してくれます。

ネットで検索すれば出てきますし、実際に予備校の建物内でも無料で解答発表会をやるようです。

記述式以外の正解はそれでわかっちゃいます。

自己採点ができてしまうのですね。

私は試験直後は怖くて自己採点はできませんでした(笑)

私が自己採点に取り掛かったのは試験の翌日でした。

恐る恐る採点を終えてみると、なんとその段階で記述抜きの点数が180点を超えていることがわかり、合格が確定していました!

これはかなりうれしかったです。

合否発表まで2カ月半ももやもやしないで済むのはかなり精神的に楽でした。

ちなみに私が最終的に何点をとれたのかはこちらの記事に書いています。

確かに行政書士試験は180点を取れば合格できる試験ですが、余裕合格を目指すことのメリットが一応あります。

2か月半の間合格か不合格かでもやもやした期間を過ごしたくない方は、高得点を狙って勉強しましょう!

以上が私の行政書士試験受験体験記です。

何か参考になるところがあれば幸いです。

行政書士受験生の栄光を祈ります。