【行政書士】合格までに必要な勉強時間は?

行政書士独学勉強時間イメージ画像
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はじめに

はじめまして。

「行政書士の資格を取りたい!」と思った方が気になるのは「合格までに一体どれくらい時間がかかるのか?」ということだと思います。

この記事では行政書士試験に合格するまでに必要な勉強時間、特に独学で勉強する場合に一体どれくらい勉強すれば合格できるのかということについて、行政書士試験に独学で一発合格した筆者がその体験を交えて解説したいと思います。

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法学初心者かどうか

まず前提として、行政書士に合格するために必要な勉強時間は法学初心者かそうでないかで大きく変わります

法学初心者とは要は法学部に通ったことがない、または行政書士試験の前に宅建(宅地建物取引主任者)などの法律系の資格を取っことがないなどの法律に対しての知識がない人のことを指します。

私がこの記事で解説するのは上記の法律・法学初心者が合格するまでに必要な勉強時間です。

筆者が行政書士独学合格に要した勉強時間

合格までに必要な勉強時間と言っても、人それぞれ勉強が得意かそうでないかで資格取得までに必要な勉強時間は異なるでしょう。

ですのでこの記事ではまず法学初心者であった私が資格取得までにどれくらい勉強したかについてお話したいと思います。

結論として私が行政書士試験当日までに費やした勉強時間は約350時間です。

ただしこの数値はかなりアバウトです。

なぜかというと私は勉強時間をメモしていたわけではないからです。

ですのでこの数値は記憶を辿って「なんとなくこれくらいの時間じゃないかな」という程度のかなりあいまいな数値です。

実際にはもっと少ない300時間程度かもしれません。

ただ400時間は間違いなくいっていないと思います。

大体300~350時間の間と思っていただければいいかと思います。

行政書士試験での得点数

ではそれくらいの時間を費やして試験本番では何点取れたのか?

私の行政書士試験獲得点数は300点満点中の228点です。

これは試験の7.6割を取れた計算になります。

私が受けたのが2018年度の試験、合格率が12.7%の年でした。

合格者平均点が197点なので、平均より31点高く取れた計算になります。

180点取れば合格できる試験でそれよりも48点高く得点できていますので、一応余裕合格と言えるのではないでしょうか。

実際、試験直後の自己採点で記述抜きの得点が180点を超えていることがわかり、2か月半後の合格発表を待つこともなく合格がわかっていたという状況でした。

合格発表までの2か月半をもやもやして待つこともなく、すっきりした気分で過ごせたことはかなり精神衛生上楽だったことを覚えています。

このように余裕合格を狙うことのメリットも一応あるのです。

行政書士独学合格に必要な最低勉強時間

300~350時間の勉強で合格できたということから考えると、正しい勉強法を実践するという前提(これが重要です)で、行政書士独学合格に必要な最低勉強時間は250時間程度ではないかと思います。

ただしこれは本当に最低ラインで、合格できるか否かかなりぎりぎりのラインになると思います。

250時間勉強すれば180点を取れるかどうかのラインまでは持っていくことができるのではないかと思います。

ですがもう少し余裕をもって合格を勝ち取りたいなら最低で300時間は勉強すべきだと思います。

正しい勉強法を実践するのが大前提

注意すべきなのはあくまで正しい勉強法を実践した場合だということです。

間違った勉強法を実践すれば時間はさらに多くなるでしょう。

では正しい勉強法とは何なのか?

それはこちらのページで解説しております。

行政書士試験に独学で絶対合格したい!という人はぜひとも読んでおくことをおすすめします。

行政書士試験独学合格に必要な勉強時間に絶対はない

また、行政書士試験は年度によって難易度が違うことでも知られています。

それは年度別の合格率を見ればわかるでしょう。

以下、引用

行政書士合格率画像

http://kokka-shikaku.main.jp/page002.html

引用ここまで

なんと、年度によって司法試験にも迫る合格率2%台という年もあります。

逆に20%に迫る簡単な年度もあります。

近年は大体10%前後で推移しています。

自分が受ける年度の試験の難易度がどうなるかは運ですが、「難しい年の翌年は簡単に、簡単な年の翌年は難しくなる」ということは言われています。

が、必ずしもそうなるわけではありません。

ですのでたまたま自分の受ける年が難しい年度に当たるということも十分ありえます。

何が言いたいかというと、~時間勉強すれば必ず合格できる」という絶対的な基準は行政書士試験にはない」ということです。

合格率2%の年に当たってしまえば、たとえ1000時間勉強していても合格することはできないかもしれません。

逆に200時間の勉強でも20%の年に当たれば合格できるかもしれません。

私が言える確かなことは「合格率12.7%の年には350時間勉強すれば228点を取って合格できる」ということだけです。

基本的には行政書士試験の合格率は10%前後で推移していくことが予想されますから、300時間が必要勉強時間の目安にはなるかと思います。

ただし先ほども言いましたが、この300時間はあくまで正しい勉強法を実践した場合の話です。

間違った勉強法を実践していれば、たとえ700~800時間勉強しても合格できないということはままあり得ます。

何度受験しても一向に合格できないということがあり得ます。

それもそのはず、行政書士試験は合格率およそ10%の難関試験、10人に1人しか合格できない試験です。

2度3度受験しても合格できない人がざらにいる世界です。

大事なのは正しい勉強法を実践することです。

正しい勉強法を知ることで合格への最短距離を歩むことができます。

間違った勉強法を実践していれば、どれだけ歩いても目的地に到達できないということがあり得ます。

この記事を読んでいる方は正しい勉強法を知って合格への最短距離を歩いて下さい。

その正しい勉強法を知りたい方はこちらの2つの記事をよく読んでください。

行政書士試験に独学で合格するためのノウハウをすべて公開しております。

正しい勉強法を実践すれば誰でも独学で合格できる

正しい勉強法を実践すれば、法学初心者でも独学で一発合格できます。

誤った道を進まないように、上の記事をよく読んで、行政書士合格への正しい道を歩きましょう。

最初が肝心です。

行政書士独学受験者の栄光を祈ります。

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