行政書士試験は独学でいける?それとも通信?通学?
行政書士資格を取ろうと思ったときに、独学で頑張るか通信講座や通学講座を受講するかで迷う方が多いと思います。
確かに通信講座や通学講座には大きなメリットがあります。
例えば通信講座ではDVDで講義映像を見ながら勉強ができるので、勉強に向かいやすいですし、わからないところがあれば講師にメールで質問もできます。
通学講座なら実地で講義を受けることができるので勉強のモチベーションが上がりやすいですし、すぐそばに講師がいるのでわからないことがあれば即座に質問ができます。
それに比べて独学は孤独です。
わからないことがあっても自分で解決するしかないですし、やる気を保つのも自分次第です。
独学は通信講座や通学講座に比べ勉強を挫折する確率が高いのも確かです。
しかし独学には独学のメリットがあります。
それは圧倒的な費用の安さではないでしょうか。
行政書士試験を受けるに当たっての独学の費用や通信・通学講座を受ける場合の費用の目安はこちらの記事(行政書士には独学で合格できるか?それとも通信?通学?)で詳しく解説しております。
行政書士を独学で受験する場合の費用は、人によりますが、大体2万円前後です。
通信だとその4倍ほど、通学に至っては10倍はかかります。
独学の場合は圧倒的に費用が安いです。
お金をかければ合格できるというものではない
通信・通学講座を受講して途中で資格取得をあきらめてしまった場合は、費用の損失が非常に大きいですし、通信・通学講座を受講したからと言って必ずしも合格できるわけではありません。
行政書士試験は合格率およそ10%の難関試験、10人受ければ9人落ちる試験です。
お金をかければ合格できるというほど甘い試験ではありません。
行政書士試験に合格するにはコツがあります。
そのコツさえつかめば、お金をかけずとも独学で十分合格することが可能なのです。
ネットをうまく使えば独学で十分合格できる
さらに今の時代には独学で合格する可能性を高める要因が存在します。
独学受験生にとって追い風となる環境が整っています。
その理由がインターネットの存在です。
インターネット上には行政書士受験生を助けるコンテンツがいっぱいあります。
過去問を解説したサイトや難解な法律をわかりやく解説したサイトが探せばたくさんあります。
独学受験生が勉強の途中でわからないところがあっても、グーグルなどの検索サイトでわからないことを検索すれば、大概はそのことを解説したサイトを見つけることができるでしょう。
予備校で講師にわからないことを質問するのと一緒です。
わからないことはグーグル先生に聞けばいいのです。
独学受験生にとって、ネットの存在が予備校講師の代わりとなってくれるのです。
私も受験生時代、ネットをフル活用してました。
そのおかげでわからないことを解決することができました。
行政書士の独学での勉強法はこのサイトの色々なページで解説していますが、独学での鉄則はわかりやすいテキスト・参考書を使うということです。
ですがいくらわかりやすいテキストと言っても、完ぺきなわけではありません。
どこかで必ず理解が難しいところが出てきます。
その時はネットでその理解できない部分を解説してくれているサイトを探して、学習を滞らせないようにするのです。
今の行政書士受験生は非常に恵まれています。
ネット環境さえあれば、通信・通学講座受講生に劣らないレベルの学習環境を整えることができます。
行政書士受験生のおすすめのリンク集
以下では私が受験生時代に使っていて、とても役に立ったサイトを紹介していきたいと思います。
まず一つ目はこちらです。
○Toaru塾講師の行政書士受験生応援 Ch.【法律初学者に法律を分かりやすく!】
Toaru塾講師さんというYouTuberが開設しているチャンネルです。
行政書士試験に必要な知識、例えば行政法や民法などの講義映像をすべて無料で公開しています。
この方の講義はかなりわかりやすいです。
行政書士に必要な知識をピンポイントで解説してくれています。
この方の動画を見ていくだけで行政書士試験に必要な基礎知識が結構なレベルで身に付きます。
すべて無料なのがすごいところです。
行政書士の講義映像を無料で公開しているチャンネルはYouTubeには他にもありますが、とある塾講さんの動画が一番わかりやすいです。
動画なのでお風呂に入りながら見たり、寝る前に布団の中でねっころがりながら見ることができちゃいます。
また過去問の解説動画などもあるので、学習の序盤だけでなく試験直前の終盤期でも活躍してくれます。
とあるさんの動画を見ながら勉強を進めていけば、かなり学習が捗るのではないかと思います。
通信講座受講生が受けるDVD講義のような働きをしてくれるでしょう。
講義動画をうまく使って、独学学習の効率を高めていきましょう。
2つ目はこちらです。
このサイトには行政書士試験に必要な知識がほとんどすべて網羅されております。
わからないと思ったことは大概このサイトで調べれば、丁寧な解説を見ることができるのはないかと思います。
私が特におすすめする記事がこちらです。
「又は」と「若しくは」、「及び」と「並びに」の違いをわかりやすく解説
この記事は法律の基本中の基本である、条文の読み方を解説してくれいます。
この記事に書いてあることを理解しておかないと、行政書士の勉強そのものが進みません。
法律の勉強を始める前に必ずこの記事を読んでおいて、基礎の基礎をしっかり固めましょう。
法律家たる者、法律の読み方をマスターしていないようでは話になりません。
3つ目はこちらのサイトです。
こちらのサイトは特に行政法の解説がわかりやすいです。
テキストでは説明が不十分なところは、このサイトを見れば大概理解ができるのではないでしょうか。
口調が柔らかで具体例が豊富なので、難解な知識もこのサイトでならうまく理解できるのではないかと思います。
他にも役立ちそうなサイトを簡単に紹介しておきます。
行政書士センターの公式ホームページです。
上のリンクから行政書士試験過去6年分の問題を無料で閲覧、ダウンロードすることができます。
こちらのサイトもわかりやすいです。
一記事五分で読める長さなので、手軽さがいいですね。
他にも色々ありますので、随時追加していきたいと思います。
現代は行政書士受験生にとって恵まれた時代まとめ
現代は行政書士独学受験生にとって非常に恵まれた時代です。
ネット環境さえあれば、通信講座受講生と変わらないレベルの学習環境を整えることが可能です。
わからないことがあったら、ネットで検索してみましょう。
今はわかりやすいサイトがたくさんありますので、大概の答えは載っているはずです。
ネットさえあれば、独学でも十分行政書士試験に合格することができます。
通信講座や通学講座に頼らなくとも、難関試験である行政書士試験に独学で合格できてしまいます。
文明の利器であるインターネットをうまく活用して、難関資格である行政書士資格を手に入れてください。
行政書士受験生の栄光を祈ります。
以下のリンクでは私が行政書士試験に独学で合格した方法のすべてを公開しております。
行政書士は正しい勉強法を駆使さえすれば誰でも合格できる試験ですので、この記事で正しい戦略を学んでください。
また下の記事では行政書士試験に独学で臨むに当たっての必須の心構えを説いております。
独学で合格するにはコツが必要です。
うまくコツを会得して合格を勝ち取ってください。